残念な義両親

息子夫婦から連絡がないのは最後のサインです【一生会えないか関係が続くかはあなた次第】

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最近息子夫婦から連絡がない

と悩んでいる方へお伝えしたいことがあります。

たぶん、あなたはこれまで息子夫婦を苦しめてきました。

そんなつもりはないとしても、

それは事実です。

連絡がないということは、息子夫婦は今ものすごく疲弊している状態です。

いくら親といえども、関わりたくないと思っているから連絡をしないのです。

私は嫁の立場で、

夫の親とは正直絶縁したいと思っています。

ぽこり
ぽこり
まだ絶縁はしていませんが……。

そうですね、

正直に言うと、

会うのは盆と正月の2回くらいで精一杯かな、と思います。

この考えになるまでには色々なことがありました。

今ならまだ、間に合うかもしれません。

考えを変えたら、息子夫婦から連絡がない状態を変えることができるかもしれません。

息子夫婦との関係に悩んでいる方に

目を通してもらえたら、と思い嫁の立場から文章を書いてみました。

記事の最後でこちらの本をおすすめしています。

息子夫婦から連絡がない原因は?

まず、はじめから「親(義父母)と疎遠になりたい」と思っている夫婦はいないと思います。

できることなら良好な関係で付き合っていきたい

多くの若い夫婦がそう望んでいると思います。

ぽこり
ぽこり
嫁だって、大切な夫の両親ですから大事にしたいと思ってる人が多いんですよ。私も最初はそうでした。

親の立場からしてみれば、大事に育ててきた息子ですから、

余程のことがない限り、ずっと付き合いは続くものと考えているでしょう。

このように

息子夫婦とその親の関係は、言わば相思相愛の状態でスタートするのです。

では、この状態からなぜ「息子夫婦から連絡がない」という

さみしい状態に下降してしまうのでしょうか。

考えられる理由をお伝えしたいと思います。

息子夫婦を信用していますか?

結婚の報告を受けたあと、

  • 両家の顔合わせ
  • 結納
  • 結婚式
  • 孫の誕生

など両親にとっても初めての出来事が続きます。

そんな中、ちょっと力が入りすぎている親が多いとも思うのです。

  • 失敗のない、失礼な結婚式にならないために
  • 結婚式にかかる費用を少しでも抑えたい

といろんな心配をするあまり、

結婚式に口出ししすぎたりしていませんか?

もしくは、結婚前、お付き合いしている段階から

義母
義母
あの子はあんまりよくないと思う。

と息子さんの恋愛に口を出したりしていませんでしたか?

息子夫婦と円満になりたいなら「待つ勇気」を持って

義母
義母
息子夫婦が恥をかかないように、と思って……。

「あなたのために」理論をぶつけてくる親は多いですが、

結婚する時点で、多くの場合成人していい年齢になっているわけです。

ぽこり
ぽこり
口を出されると正直うるさいな、と思うだけですよ。

心配からあれこれ口出ししたくなる気持ちもわかるけど、

結婚式などは夫婦の一大イベントなわけで、

2人でいろいろと話し合ってがんばっているのです。

いろいろ口出しをする前に、

まずは2人を信じて待ってもらえませんか?

待っていたら

ぽこりパパ
ぽこりパパ
こういう風に結婚式をすることにしたよ。

と報告があるはずです。

ぽこり
ぽこり
うちの場合はいろいろ決めている段階で「報告がない!」と言われ、その時点で嫌な気持ちになりました。



余計な張り切りは不要です

あと、お義母さんの立場の方は

義母んぬ
義母んぬ
私がやってあげなくちゃ!

といきなりスイッチが入って張り切り出す方も多いですが、

張り切らなくても大丈夫です。

変に力を入れずに見守ってほしいです。

やきもきすることも多いかもしれませんが、

その「やってあげなくちゃ」が息子夫婦にとっては多くの場合「お節介」です。

お義母(父)さんは

「私は息子夫婦のためにいろいろやってあげてる」

と思っているけど、

息子夫婦は「お節介」

だと感じている。

この認識の違いで、互いの仲がどんどんこじれていきます。

たぶん、あれこれ口を出すタイプのご両親は

赤ちゃんのころから我が子をそうやって育ててきたのだと思います。

なんでも先回りして、子どもが恥をかかないようにしてきたのではないでしょうか?

あなたの息子さんに対してはそれでよかったのかもしれませんが

お嫁さんはどうでしょう?

息子夫婦の立場からすると

口を出される=信用されていないと感じます。

だってそうでしょう?

息子たちの決定だと「なにか問題や失敗があるかもしれない」と思っているからいろいろ口を出すんですよね?

自分たちを信用してくれない人に、会いたい、連絡したいと思いますかね?

「あなた達が選んだのなら大丈夫」と言ってくれる両親だったら、

頼れる存在として付き合いも円満だと思うんですけどね。

はじめての孫に興奮しすぎないで

孫が産まれる、

特に初孫の場合は喜びのあまり暴走してしまう祖父母が多いように思います。

義母んぬ
義母んぬ
孫に会いたい!
義母んぬ
義母んぬ
孫のためになにかしてあげたい!

そういう気持ちが湧いてくるのは当然だと思いますが

若い夫婦ははじめてのことでドキドキしていますし、

特に嫁ははじめての出産で大変ナイーブな状態なのです。

そのような中、

  • 赤ちゃんの名付けに口を出したり
  • 産まれて間もないのに産婦人科に突然押しかけたり
  • 産まれた直後なのに赤ちゃんに会わせろと言ったり
  • お宮参り、お食い初めなどイベント事を催促したり

「自分たちの気持ちを満たす」ために息子夫婦の気持ちを無視した行動をしていませんか?

孫の誕生がうれしい気持ちはわかりますが、

ちょっと落ち着いてください。

頻繁に連絡がきて

義母
義母
お宮参りはどうするの?
義母
義母
次はいつ会える?

なんて聞かれるとプレッシャーに感じます。

夫婦にとってははじめての子育てで正直両親に構っている余裕なんて一切ないのです。

息子夫婦から連絡がないのはしょうがない

もう息子さんも自分の家庭を持っているのですから

別家庭に干渉しすぎないほうがいいと思います。

それでも息子からの連絡を望むのであれば

たぶん息子と嫁の夫婦関係が壊れます。

子どもや孫以外の楽しみを見つけてほしい

酷なことかもしれませんが、

義母や実母に対して

自分の楽しみは自分で見つけてほしいな

と感じることがあります。

子どもや孫を生きがいにされると、正直ちょっと重たいです。

世の中楽しいことはいっぱいあるから、

友人を作ったり趣味を作ったりして

自分の世界を楽しんでほしいな、と思います。

少し厳しい文章になってしまったかもしれないけれど、

義両親の過干渉で夫婦喧嘩が多かった私からのお願いです。

この文章を読んでなにか感じることがあったなら

こちらの本を読んでみてはいかがでしょうか。

この本の冒頭には「毒親チェックシート」がついています。

タイトルの通り、そもそも自分が毒親であると気づけない親も多いそうです。

自分では気づけないけれど、チェックすることで気づけることもあるかもしれません。

母と娘のお話が主ではありますが、

この本を読むことで親子関係修復のきっかけになるかもしれません。

  • 1章 毒親ってどんな親
  • 2章 日本の子育てが、おかしくなっている
  • 3章 心配性で過干渉な親が子どもに呪いをかける
  • 4章 家族の関係をよくするために

という4章からなる本です。

著者のカウンセラー経験をふまえた豊富な具体例から、「今からでも遅くない」親子の新しい関係性の築き方を解説します。

とのことなので、こじれた親子関係をどうにかしたい方は読んでみてくださいね。

義父母や毒親関係で悩む人へおすすめの本